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ご飯食べよ［os］ ページ11
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os
「お茶会せえへん？」
彼といえばこの台詞というほど、私にとっては聞きなれたものだった。走馬灯に流れてきそうなほど。
中庭にある東屋は彼の提案で作られたものらしい。そこを二人で占領しているのだから贅沢なものだ。
深緑に金縁のオスマンさんお気に入りのティーカップ、ケーキスタンドにはお菓子がどっさり。週一以上の頻度でコレを開催されるのだから体型を保つのが大変だ。貴方はなぜそんなに痩せているのですか。
ティーカップをつまむ華奢な手、コースターに添えられた白い指、形の良い唇は決して口の中を見せないよう顔を傾けて控えめに開かれる。
「……見過ぎ。見惚れた？」
『まさか』
綺麗だ。作法も何もわからないけれど、彼と100人がお茶をしたら100人が「綺麗だ」と言うと思う。
「ここ、付いとるよ」
彼の指がトントンと唇の右端を叩く。彼がナプキンを手に取ったのが見えたので制止して自分で拭き取った。
「なんや、取ってあげよと思ったのに」
『結構です』
「相変わらずつれない子やねぇ、寂しいめぅ」
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元青磁(プロフ) - 森。さん» ﾜ°……！？あばばばばありがとうございます(；▽；) (4月18日 20時) (
レス) id: d3f69151ea (このIDを非表示/違反報告)
森。(プロフ) - この甘すぎずさっぱりしすぎずの距離感好きです！！！ (4月18日 17時) (レス) @page20 id: 21990a494b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元青磁 | 作成日時：2024年4月9日 4時
